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レアジョブテクノロジーズのエンジニア・デザイナーによる技術ブログです

「少人数エンジニア組織でサービス成長させるには?座談会」 に登壇しました

はじめに

こんにちは、 DevOps グループの中島です。
AWS 社主催のイベントでつながったココナラ社の方よりお誘いがあり、勉強会を共同主催しました。 今回はその登壇レポートになります。

ココナラ テックブログでも執筆いただきました。
「ココナラ×レアジョブテクノロジーズ+AWS 少人数エンジニア組織でサービス成長させるには?座談会」を開催しました!

connpass リンク: ココナラ×レアジョブテクノロジーズ+AWS 少人数エンジニア組織でサービス成長させるには?座談会

内容

以下のテーマについて、それぞれレアテク社、ココナラ社で交互に LT する形式で行われました。 (言葉の選び方が上手だなあと感じます)

  • 少人数でもサービスを安定運用?超具体How to+やっぱり辛いこと
  • 技術負債って正直どうする?限界と現実、究極天秤の実情
  • 少人数の成長組織で戦い抜く秘訣

各 LT の内容は以下のとおりです。

★少人数でリスタート! DevOps チームの工夫と実践 (株式会社レアジョブテクノロジーズ 中島)

私からは少人数チームにおけるミッションの策定、稼働の削減、タスクの選定方法についてお話させていただきました。

★少人数で複数サービス運用するための日々の取り組み (株式会社ココナラ 吉川さん)

ココナラの吉川さんからは、AWS インフラ運用にまつわる具体的な取り組みについて発表がありました。
Terraform の plan 結果が自動でプルリクに貼り付けられる仕組みは参考になりました。 当社では AWS CDK を利用しているので、cdk diff の結果を貼り付けるのをやってみようと思います。

★大きく返す技術負債 システムリプレイスとその後のはなし (株式会社レアジョブテクノロジーズ 鈴木)

当社の鈴木からは、大規模リプレイスを行った際の進め方やそこで学んだ知見について発表させていただきました。

★スロークエリ撲滅委員会 (株式会社ココナラ 橋本さん)

ココナラの橋本さんからは、パフォーマンス委員会を設けてスロークエリに対処した具体的な方法について発表がありました。
Active Record を使っている場合に、遅い SQL から対象のコードを特定するのに苦労するのはどこでも共通の課題があるなと感じます。

★少人数チームで行う機械学習モデルの保守と新規R&D (株式会社レアジョブテクノロジーズ 齋藤)

当社の齋藤からは、機械学習モデルが増え続け運用が複雑になっていく中で、どのように少人数で対応しているかについて発表させていただきました。

★品質向上のためのモニタリング改善 X-Ray導入物語 (株式会社ココナラ 光吉さん)

ココナラの光吉さんからは、OpenTelemetry Ruby with AWS X-Ray の導入時に工夫した内容について発表がありました。
OTEL の SDK にモンキーパッチを当てて、足りない機能を追加してしまうところに高いエンジニアリング力を感じます。

★GenerativeAIを活用した開発生産性向上 (アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 大磯さん)

最後に AWS 社の大磯さんから Generative AI 関連 AWS サービスの紹介がありました。
CodeWhisperer がコードの diff を見てプルリクにコメントするデモをされていて、 こういった定形な文書作成の半自動化ができるとだいぶ楽ができるなと思います。

最後に登壇者で集合写真を一枚。

感想

コロナ禍からのリモートワークの流れもあり、久々に勉強会にリアル参加しました。
登壇者との交流は、ブログ記事を読むだけでは分からない生の情報が得られ、大変良い刺激を受けることができました。 ココナラの登壇者さんは魅力的なエンジニアの方ばかりで、機会があればまた技術的な話で親交を深めたいですね。
今後も定期的にこういったイベントに参加していきたいと思います。

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