こんにちは。気付いたらレアジョブ入社して早くも3年が経ちましたデザイナーのキョウです。
コロナの影響でずっと中国の実家に帰れずにホームシックがMAX状態ですが、早く春になって、いろいろなところに出かければいいなと祈ってばかりです。
さてと、つい最近弊社がリリースした「PROGOS(プロゴス)」という英語スピーキング力無料診断アプリをご存知でしょうか?
アプリの特徴として、AI採点により測定結果は最短2~3分で確認が可能、英語学習のスタンダードである「CEFR」に準拠した判定で、総合評価に加えて6つの指標別評価から、弱点を把握して効率のよい学習につなげることができます。
一番最初の開発段階ではデザインに注力せずに、問題なく英会話力の測定ができて、測定結果をアプリ内で確認できる、という機能面を重視して進めていましたが、最近やっといろいろ落ち着いてきたので、デザイン観点からのUI/UX改善が進められるようになりました。
今までは業務でアプリ開発チームとあんまり絡んだことがなかったので、自分としては今回はとても新鮮な気持ちで作業に入り、ユーザーにとって快適に使えるアプリってなんだろう、と考えるのが楽しい日々です。
初期段階の問題点
生まれたてのアプリなので、もちろん初期段階ではいろいろな問題点がありました。
例えばアプリが重かったり、操作が分かりづらかったり、機能面として不足してるところもいろいろありました。
そこで、企画チームを中心に調査し、以下のような問題点が上げられました。
- アプリの立ち上げ初期画面がシンプルすぎる、PROGOS(プロゴス)についての簡単な説明を入れたい。
- 画面下の登録ボタンと受験ボタンの位置が下に寄りすぎて、ユーザーが誤操作してしまうので改善したい。
- 効率よくユーザーの質問を解決してあげたいので、よくあるお問い合わせページを新設したい。
- 新規ユーザーがアプリの機能と使い方がすぐわかるように、簡単なチュートリアル画面を用意してあげたい。
- 既存ユーザーが毎回受験する際に、もう把握しているのにもかかわらず、毎回受験のガイドラインのスライドを読まないと受験画面までに進まないので、もっと受験の手順をシンプルにしてあげたい。
- ユーザーのテンションをあげて、ユーザー同士の繋がりを深め、PROGOSのことをもっと盛り上げてもらいたいので、受験結果のSNSシェア機能を追加したい。
改善するところはいっぱいあって、やりがいもすごく感じてる中、「ヤッホ~!やるぞ〜!」なノリでデザイン改修をはじめましたが、いざやりはじめると、自分の中の問題点もいくつか出てきました。
私はwebデザイナーとしての経験は長いのですが、アプリに関してのデザイン経験はまだまだ浅いので、どういうUI/UXがアプリに最適しているのかを考える日々でした。
同じデザインでも、使う手段や利用するユーザーによって全然違ってくるので、いろいろ考えないといけないなと感じました。
でもとりあえず、課題を上げて、企画チームと開発チームが優先順位をつけて、みんなで協力しながら、段階を分けて対応することになりました。
課題を解決するために、自分なりに調べて、いろいろなアプリを調査しました。
優れたアプリや機能があれば、なんでこれがいいと思ったのか、一度分析して、頭の中でイメージしたものをすぐ残すように、一度Figma上で複数パターンを作って、デザインチームの皆さまのご意見を伺いながらデザインレビューをしてもらい、出来たデザインを企画チームに提案として持っていき、最後は開発チームに実装してもらう、という流れで進めていました。
具体的な改修内容
施策①
施策②
施策③
施策④
初期の画面と改善後の画面をみるとわかりますが、コンテンツ内容とアプリの機能が徐々に充実して、受験するための準備や受験のやり方がよりわかりやすいように改善しました。
その中に、チーム内で一番盛り上がったのは受験結果画面のSNSシェア機能でした。
開発途中でいろいろな問題点やつまずくこともありましたが、チーム全員の協力で最後まで無事にリリースができたのは本当に良かったと思っています。
改めて人の優しさと心遣いで仕事が成り立っているのが実感できました!(笑)
PROGOSアプリはこれからも進化しつつけます
確かにPROGOSアプリは一番最初の状態よりだいぶ改善されましたが、決してこれで終わりではないです。
アプリ内のデザインと機能的にはまだまだ使いづらいところもあり、もっと改善したほうがいいところもいっぱいあります。
これからもユーザーさんの意見を取り入れながら、もっと使いやすいアプリを目指して、チーム全員協力して改善していけたらいいなと思っています!
それでは、また!