コロナの影響で世間が騒がしい中、皆さんお元気ですか。ジャンボです。
弊社でもリモートが標準となり、これまでリモートをしてこなかったメンバーも新しいワークスタイルに戸惑いつつも新しいメリットなどに気付き始めている頃かと思います。
今日はですね、そんなリモートを支える技術・・・いや、ツールとして「電動式昇降デスク」という概念を紹介したいと思います。
自分のための机を探す
昔はデスクの高さを調整したり、調整用の補助器具を買ってみたこともあるんですがやはりしっくり来ず・・・ いろいろ見ていた時にIkeaのショールームで出会ったのが昇降式のデスクという概念でした。いろいろ見ていると電動ではなく、手動の昇降式デスクという商品も多く、検討したんですがハンドル式の調整バーなどをぐんぐん回して高さを30cm前後毎回調整することになり、これは結構疲れる作業なので電動式のものを導入しました。
私の持っているデスクはすでに廃盤になってしまったのですが、大体の電動式昇降デスクは高さを記録することができ、 私だと以下のようにシチュエーション別に高さを調整しています。
- 座り仕事用モード(75cm)
- 立って仕事する用モード(110cm)
- コード読む用モード(80cm)
一般的なデスク高は70cmとされており、これと比べると1, 3は少し高く設定しています。 ただ私は名前の通りジャンボなので、身長188cmの体には一般規格はちとやりづらく腰を痛めることも多々ありました。
最適なデスクの高さを決める要素
一般的にデスクの高さを決めるには以下の3つの要素があるとされています。
- 身長
- 椅子の高さ
- 椅子の高さとデスクの高さの差異
またデスクの高さは1により求められるとされ
デスクの高さ(cm) = {身長(cm) * 0.25} - 1 + {身長(cm)* 0.183} - 1
という計算式が存在します、私の場合だと 79cm となります。 標準と比べて10cmほど差があることがわかります、他の要素でも調整は可能で一概には言えないですが、この差異をストレスに感じることも少なくなく・・・ これが姿勢の悪化を生んでいた気がします。
電動でなくとも、昇降式でなくとも、自分のために作業環境をしっかり計測して揃えるだけでパフォーマンスは大きく変わると思います。
参考 https://www.isunokoujyou.com/hpgen/HPB/entries/59.html
使いこなすために
2年ほど使ってみて、今では自宅作業時にはコーヒーと並んで欠かせない存在となっています。☕️ 椅子やPCと同じかそれ以上にパフォーマンスに響くものだと思うので、この機会に導入を一考ください。
モードの使い分け
「立って仕事する用モード」は主に朝方や食後に集中できない時に使っています、仮眠を取るより気持ちを切り替える方が効果的に感じる体質なので重宝しています。 「コード読む用モード」は普段より視線を少しあげて延々コードレビューしたり、OSS読んだりする時に使います。位置高めであんまキーボード使わない時ですね。
これらを使い分けることで、作業に応じて環境と気分をスイッチングするのが楽しいです。
時間を区切って使う
長時間立っているのはもちろん健康上の負担がないわけではありません、そのため立ち作業をする場合はある程度時間幅を決めたり、タスクで区切ったりして終わりをちゃんと設定します。 また腰の負担を軽減するために寄りかかる手段や、高めのスツールがあるとよりGoodです。 私は椅子のヘッドレストがちょうどよくこれに寄りかかっています。
実は音が出る
また音に関しても注意が必要で、まったくの静音というわけではなく多少唸ります。 音もモーター音なので多少ノイズに感じる人もおり、寝てる人とか猫ちゃんはびっくりするかもしれません。
私的には「さーて、いっちょやっちゃいますか」という時に作動音とともに環境がセットアップするのはめちゃくちゃアガるので好きです。
コード類を整理する
高さ調節時にモニターのケーブルが動いて絡まってガチャガチャすることがありました、ケーブル類はデスク裏に格納することをお勧めします。もし天板を別途用意するのであればケーブルを通す穴を持っていることをお勧めします。
ケーブルハックであれば Guild の go ando さんの記事がおすすめです。
まとめ
いろいろ書きましたが、やはり電動式昇降デスクはいいです。
立っても座っても仕事ができるし、なにより立って仕事ができます。
この記事を書いていて、なぜ立って仕事をすることがいいのか?ということを改めて考えてみるとやっぱり「"早く座りたい"という気持ちが仕事を早く終わらせる」というのが一番大きいなと改めて思いました。
今週もお疲れ様でした。