RareJob Tech Blog

レアジョブテクノロジーズのエンジニア・デザイナーによる技術ブログです

身近なUIについて考えてみた

こんにちは。デザイナーの渡辺です!

年末年始にかけ体調を崩し、治ったと思ったら花粉が到来で
踏んだり蹴ったりな2023年を迎えてます。


そんな私ですが、去年の11月に引っ越しをしました!
新居でルンルンな毎日を送っているのですが
今回はそんな新居でUIについて考える事になったお話をしたいと思います。

なんだか使いづらいコンロ

考えるきっかけになったのがこちら



キッチンコンロ1

よくあるキッチンコンロなんですが

私はこれがとても使いづらいと思ってしまいます!

なぜかわかりますか?

キッチンコンロ2

その理由は「火を付けたい場所を間違えてしまう」からです。

右上のコンロをつけようとして
グリルの火をつけてしまうのです。
(今の所、驚異の確率100%)

なぜ間違えるのか?


間違える理由はつまみの配置にありました!


コンロの配置とつまみの配置

コンロの配置とつまみ配置が揃っておらず、
左右上下で配置がバラバラです。
日常的に使うものは多くのものが直感的に使えるようになっているのですが
間違えるということは直感的に使えるUIになっていないということです。

我が家のコンロを直感的に使えるように改善するならば



  • 
上段にあるコンロのつまみは上段にまとめる。

  • 左右の配置もそれぞれ合わせる。

つまみの配置を変える

コンロとつまみの配置が揃う

配置が揃うことで直感的に動きやすくなり
間違うことは確実に減るでしょう!


身近で改善されているUI

他にも身近なものでは
UIが日々改善され直感的に使えるものが多くあります。

よく身近なUIで例に挙げられるのは
エレベーターの「開」「閉」ボタンです。

このボタンは、押し間違えが多く発生します。

これは漢字が似ているため
、
どちらが「ひらく」ボタンなのかを瞬時に判断できず、押し間違えます。
日本のエレベーター特有のものですが
これを改善するために文字ではなく矢印で表現することが多いです。

エレベーターの開閉ボタン

私個人はこれで押し間違えないと思っていたのですが

使う人によって、このタイプでも押し間違えるそうです!



例えば他の人が入ろうとしているのに、閉まりかけているなど
瞬時に判断しなければならない場合に間違えてしまう。
漢字よりは直感的に扱えるものの

瞬間的に行おうとすると間違えてしまうということです!



それを回避するにはどうすればいいか?

最近では開閉ボタンのサイズに強弱をつけるUIもあるようです!

さらに改善してみる


確かに「ひらく」ほうが「しまる」よりも優先度が高く

大きくしてあげることで先に捉えられ、押しやすいため

とっさの判断がしやすいですよね!


とっさに「しめたい」という場面は少なく
しかし、「しめたい」という要望は叶えられる。

理にかなっている気がします。


ボタンの配置や形状だけでも奥が深い

いろいろなエレベーターのUI
https://twitter.com/i/events/823852159112396800

まとめ

身近なものでUIについて考える題材はいくらでもあります。
ちょっと面白いなと思った方は、身近なものでUIについて考えてみてください!

いろいろな発見ができると思います。

「そんなの知ってるし、常に考えてるよ!」という方は

デザイナーの方ですよね?一緒に働きませんか?

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今回は身近なUIのお話でした!
私はコンロの火をつけ間違えない
訓練をしたいと思います!

それでは!