- はじめに
- 筆者が言う社内LT会とは?
- なぜ社内なのか?
- 現状
- 運用
- LT初回開催のために準備したもの
- LT初回開催のための社内コミュニケーション
- LT初回開催のための社内コミュニケーション(具体例)
- と言っても協力的な姿勢の方が多かった・・・
- LT会をより社内にとって良い存在にするために
- もう1つ感謝を・・・
- 最後に
はじめに
はじめまして。プラットフォームチームの奥山阿論です。
今回の話はタイトルの通り、「レアジョブテクノロジーズでは社内LT会が存在し、先日第5回を終了した」です。
筆者が言う社内LT会とは?
LTはLightning Talkの略称です。基本は5分以内にスライドを用いて何かしら発表することを指します。(と思ってます。)
エンジニアをやっててコミュニティに参加している方達だと、 カンファレンスや地域に根差した言語コミュニティなどで見かけることが多いかもしれません。
1時間の枠をとって時間の許す限りLTやろう!と言うのを社内でやってます。
発案者が私なので運用は私がやってます。
なぜ社内なのか?
社内に転がっている技術的に面白い話には、外に出せないものもあります。(まずい負債が放置されていると言う感じではなく、レアジョブの各種プロダクトに関する前提知識を結構持ってないと楽しめない等々)
それもLTネタとして出していただくことを考慮した結果、社内に閉じた会にすることにしました。
現状
毎回の参加人数は13~18人くらいです。(ここは私のゆるふわ記憶です)
発表内容の内訳ですが、私の独断と偏見でざっくりとカテゴリ分けするとこんな感じです。

発表タイトルは下記参照ください。(事情から一部タイトルを私の方で変更したものもあります)

運用
コンセプトとしては「長く続けられるようなるべくシンプルにする」となります。
と言っても運営が開催までにやることは下記のとおりです。
次回の開催日程を決めて、Slackの専用チャンネルと全体チャンネルで周知する(メンションはつけない)
参加したい方がエントリできるようエントリ宣言先を用意する(弊社ではConfluenceにテンプレートを用意している)
開催までに適度なサイクルで周知して参加者と登壇者を募る
あとは当日、Confluenceを眺めながら発表管理をすればOKです。
LT初回開催のために準備したもの
運用は上記の通りなので
専用のSlackチャンネル開設
エントリ宣言先のテンプレート化
だけしました。
LT初回開催のための社内コミュニケーション
長いのでまとめると
会の存在を社内パブリックな場で周知する
会自体に参加しやすいとアピールする
参加者が安心して参加できるよう自分がちゃんと保護すると周知する
を実行しました。
LT初回開催のための社内コミュニケーション(具体例)
人が集まるために自分が必要だと思うことをしました。
社内で承認を得た存在であること
LT会を認知してもらうこと
このような存在であると薄く認知してもらえればまあ10人くらいは来てくださるだろうと思いました。
弊社にはこれを達成するピッタリな場があります。
「プロダクトよもやま会」です。週2回設定されてますが、何もない場合はskipされます。
このmtgでは
レアジョブテクノロジーズで見ているプロダクトに関するアーキテクチャやリリース前のレビュー
障害発生時のポストモーテムをシェアする
社内制度・システムの変更内容の周知
など「割と社内全体が知るべき/知っておいても良さそう」な内容が発表されます。
このmtgで話す内容は割と社内全体向けの傾向が高くなっています。
CTOに「この内容で話しても良いでしょうか?」と念の為の承認を得た上で、まずはこの場を利用してLT会に関するプレゼンを行いました。
会のその場で「OK」と言う話になったため、即日Slackチャンネルを作成し、その中でConfluenceのテンプレートを用意して周知しました。
次に、参加障壁を下げるために
資料形式はConfluence, スライド, 画面共有 などなんでも良い。そしてカテゴリは問わない。
もし誹謗中傷があった場合に私がどんな対処をするか?
を何回かに分けてプロダクトよもやま会で周知しました。
と言っても協力的な姿勢の方が多かった・・・
弊社には実況チャンネルが存在してます。
そこを使って実況すると言う発想がなかったので、始めてくださった重谷さん(弊社アプリエンジニア)、そしてそこで積極的にワイワイしてくださっている皆さんには感謝しかありません。
チャット上でのワイワイは個人的にLT会実施の際の醍醐味だと考えてます。
他にもテンプレートの改善案、資料の置き場所変えたらどうだろうと言った提案などなど・・・。
色々な方から改善案を頂戴できました。
(もし私が見落としている提案があったら本当にすいません。もっと気付けるようにします。)
参加者の皆さんのおかげで小さな改善がたくさんあって5回目でかなり良い形になっていると思います。
この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。
LT会をより社内にとって良い存在にするために
発表内容にテックカテゴリが多いですが、デザインカテゴリが増えるようにしたいと考えてます。
参加意思をお持ちでかつ開催する時間帯が合わない方が散見されているので、時間帯の改善を実施したいです。
LT会への参加・不参加を問わず、不満や意見を集積する場所を作りたいです。
何よりも、「参加意思のある方たちの気持ちを第一に考えた運用をしていきたい」と考えてます。
もう1つ感謝を・・・
LTを社内導入するにあたり、Kyoto.goにおけるコミュニティ運営の経験が生きました。
私が運営に携わり始めたのは、(私から見ると)運営の型がかなり出来上がった状態だったため、そのシステムに乗って学ばせていただいたと思ってます。
後から考えると、「LT会立ち上げとその運用をレアジョブテクノロジーズではどうやるか?」を考える際、運営する中で染みついたものがかなり役立ったと思いました。
私を運営に誘ってくださったKyoto.goメンバーの皆様、そしてKyoto.goの参加者の皆様にとても感謝してます。
ありがとうございます。
最後に
We're hiring!
弊社では、一緒に働いてくださるエンジニアを募集しています。
ぜひ一緒にLT会でワイワイできたら嬉しいです。
rarejob-tech.co.jp