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Airを使ったGo環境でのホットリロード

こんにちは。

つい先日誕生日だったのですが、昨今のアレコレのせいで独り寂しくお祝いしました。
アレコレが無ければきっと盛大にお祝いして貰えたはずだったのですが……
去年も一昨年もその前も独りでお祝いしたかもしれませんが、可能性は0では無いです。
サプライズパーティの準備をしていた方、大変申し訳ありません。
尚、私のカバンにはまだ若干の余裕があることだけはお伝えしておきます。

ホットリロード is 何?(実はライブリロード)

簡単にいうと「変更をすぐに反映してテストを行いやすくする機構」です。
修正がリアルタイムに反映されるためデバッグなどの作業が効率的に行えます。

実はホットリロードと言いつつ今回の話はホットリロードでは無いです。
何言うてるねんと言われそうですがGoは変更箇所の適用のため全体を読み直す為
「ホットリロード」ではなく「ライブリロード」になります。

  • 変更箇所だけ読み込んで反映するのがホットリロード
  • 変更箇所含めて全て読み込んで反映するのがライブリロード

と言うことだけ覚えておけば大丈夫です。
でも皆さんホットリロードと言ってる気がするのでどっちでもいい気がします。

伝わればいいのだ伝われば。

Go環境のホットリロードはRealizeが一番有名ですが、
現在ほぼ開発が止まっており、最新のmodulesを使う環境下ではエラーが出るなどから
代替を探して見つけたのがAirです。

とりあえずデフォルトで試す

何はともあれインストール

$ curl -fLo air https://git.io/darwin_air
$ chmod +x air
$ mv air /usr/local/bin 

Downloadしたairに実行権限をつけてパスが通っているところに移動させています。

次にテスト実行用の雑なsampleを用意

package main

import "fmt"

func main() {
    fmt.Println("Hello world!")
}

対象と同じディレクトリでAirを起動 f:id:dedekopon:20200626120731g:plain

Airの監視対象のファイルを修正する

package main

import "fmt"

func main() {
    fmt.Println("Hello world!")
    fmt.Println("Live reload!")
}

変更が反映され自動でリビルドされる f:id:dedekopon:20200626120739g:plain

まとめ

とりあえず動作確認しながらの開発には非常に便利そう。
実際はコンフィグを設定したりdocker上で動かしたり等もう一手間必要になりそうです。
コンフィグはexampleがあるのでそちらを参考に設定してみてください。