レアジョブ英会話開発グループの高縄智徳です。
2021年6月に入社し、2023年9月からはフィリピンに拠点を移して、東京と行き来しながら働いています。
気付いたら入社5年目、27歳になっていました。そしてここにブログ記事を書くのは実は今回が初めてです。
さて、 気づいたらAIまみれ2025、AWS Summit もあるよ - RareJob Tech Blog にもある通り、私たちは日々の業務で AI コードエディタを利用していて、私は Cursor を利用しています。
数週間前に Cursor Meetup Tokyo が開催されましたが、フィリピンでは先日 Cursor Meetup Philippines が開催され、およそ30人が参加しました。

今回はその Cursor Meetup Philippines の様子を書いていきたいと思います。現地直送便です。
まず当日のタイムラインは以下の通りです。
- 12:45 PM | Doors open, early birds welcome
- 1:00–1:30 PM | Registration & Hangout (grab your kit)
- 1:30–1:45 PM | Opening Keynote
- 1:45–2:25 PM | Building MVPs with Cursor
- 2:25–3:00 PM | Product Deep Dive — AMA & Demo with Ryo, Head of Design at Cursor
- 3:00–3:20 PM | Pizza + Networking Break
- 3:20–4:00 PM | Lightning Demos and Product Showcase
- 4:00–5:00 PM | Maker Space (hackathon) + group photo
1:05 PM
会場に到着しました。
フィリピンではエアコンが効きすぎているということがよくありますが、今回はちょうどよかったです。持参した厚めのパーカーの出番はありませんでした。

1:45 PM
会が始まりました。写真はないです。
主催していたのは大学生で、この数年は同じように Notion 関連のイベントを開催して普及活動をされていたようです。
後から休憩中に聞きましたが、大学2年生ということでしたので、 Notion の普及活動は高校生の時にしていたのかと思うと、ただただ感心するばかりでした。
2:00 PM
1人目の LT です。写真はあるのですが、写真が多くても読みづらいので、文字だけで失礼します。
LT の内容としては、フロントエンドに詳しくないが Cursor のおかげで開発の幅が広がったことや、 Cursor Rules を活用してコンテキストを与えることの大切さについての LT でした。
LT の後は10分間の休憩がありました。
2:30 PM
Ryo Lu 氏との AMA (Ask Me Anything) セッションの始まりです。
サンフランシスコは夜の11時30分で、事前に公開されていたタイムライン通りではありますが、夜遅くに30分という長い時間オンラインでたくさんの質問に答えてくれたり、画面共有して色々な話をしてくれて、とても貴重な時間でした。感謝です。
肝心の AMA の内容は、特に前半は音声/通信トラブルもあり聞き取れない部分も多かったものの、概要としてはこのような感じでした。
- Notion から Cursor に移ったモチベーション
- ソフトウェア開発の思想的/方法的転換: Painting to Sculpting, and Prototyping
- センスをどう磨いていくか
- Cursor のデータプライバシーとセキュリティへの配慮
- Cursor の今後の展望
- 意外と知られていない Cursor のパワフルな機能
- 好きなフォント、疲れた日に食べるもの、 NewJeans、 Liquid Glass について
- 最後に開発者とデザイナーへのメッセージ
概要として書いた内容だけ見てもとても興味深いセッションだったことが分かるかと思いますが、本記事では7番の "好きなフォント"、"疲れた日に食べるもの"、そして8番の "開発者とデザイナーへのメッセージ" だけ抜粋して、会の雰囲気を少しでもお伝えできたらと思います。
前述の主催者が彼の大ファンということもあり、一問一答的なやり取りに終始せず、全て書き起こしたいくらい胸アツなセッションでした。
Host: Favorite font?
Ryo: SF Pro.
Host: I thought you were a big fan of Inter.Host: What’s your go-to comfort food after a long day of vibe coding?
Ryo: I love McDonald's ice cream, and then you put the fries in the ice cream.Host: What would be your last word or message to builders and designers in this room who want to also shape the future of software tool making with AI?
Ryo: (5秒以上考えた後) ... Just build. I think now is the time where it’s so easy to build. Whatever idea — it doesn’t matter what it is. It can be dumb, it can be smart, it doesn’t matter. Just do it. (中略) You might make more friends who also build and you share your things that you build and then you find more friends, so that'll be fun.
写真はないですが、最後の "then you find more friends" のあたりで猫ちゃんが擦り寄ってて可愛かったです。
3:00 PM
Pizza + Networking Break です。
写真だと独りでいるように見えますが、独りで食べた後にちゃんと人と話して Networking してきました。

3:30 PM
3名の方が LT をしました。
1名は AI コードエディタをより効果的に使っていくために取り組んでいることの発表で、私の手元に残っていたメモを貼ります。
1. Use Cursor Rules. Keep updating these rules. 2. Install CLI Tools because some tools including Cursor can use the terminal. 3. Generate lots of logs. Logs make it easy to give it context. (NOTE: only pre-prod) 4. Use tasks.md (for Cursor to put logs and understand what it's been doing) 5. Deploy background agents like using Slack or Cursor's Bugbot. 6. Use MCPs. 7. Create your own Prompt Library. Find prompts online. Tweak it to work for you.
もう1名は自身のプロダクトを開発する際にどのように AI コードエディタを活用したか、そして自身のプロダクトに AI を使っているかなどが中心の発表でした。
もう1名はほぼタガログ語でしたので、まだ私には理解が難しかったです。タガログ語がんばります。
4:20 PM
ハッカソンをしました。
その場で5-6人のグループを作って、40分という短い時間の中で
- 生成 AI を使ったプロダクトのアイデアを出し合って、
- 実際にアプリケーションを作って、
- 会場でプレゼンテーションをする。
というハッカソンをしました。
最終的に生成 AI (Gemini) を使ったちゃんと動く React ウェブアプリができて、プレゼンテーションも笑いが取れていたので大成功でした。
作るプロダクトは実用的なものでなくて構わないということでしたので、我々は振り切って、こんなウェブアプリを作りました。

Trapo は「伝統的政治家(traditional politician)」を略したタガログ語で、皮肉的に使われる言葉です。チーム仲間が教えてくれました。
これは、それっぽい trapo スピーチを作ってくれるというもので、何かの役に立つというものではないですが、こういう場でしか作らないなというのであえて作ってみました。
私のハッカソン経験は マナビアップデートソン2023 しかなく、マナビアップデートソンは準備期間は3週間ほどありました。
しかし今回は初めましての人たちと40分間で1つアプリケーションを作るという内容でしたので、40分のカウントダウンが開始されて、まずは GitHub リポジトリの URL や API キーを送り合う術がないからと連絡先を交換し、いざプロンプト一発で作ったアプリケーションを動かしてみたらエラーが出るぞと騒いで、発表時は Zoom に入室して画面シェアしますからと言われ Zoom を立ち上げたらアップデートが走り発表に間に合わないぞと焦ったり、とにかく終始わちゃわちゃでした。
でも振り返ってみると、自分もそのわちゃわちゃの中心にいたので、その分達成感も味わえましたし、英語や環境を理由に気後れしてその場をやり過ごすのではなくちゃんと行動できるんだという自信も得られましたので、その点でもとても良い経験になりました。
ちなみにハッカソンが終わった後はみんなでどのチームのプレゼンが良かったかを投票し、さらに各チームの総評を LT にも登壇していた方がしてくれました。(我々が何位だったかは伏せます。)
その後は全体で写真を撮り、いろんな人と会話をしたり連絡先を交換し、帰りは同じ方向の人たちと途中まで一緒にタクシーで帰りました。
車内でもずっとそれぞれの会社のことや Cursor のことで会話が盛り上がって、またどこかのイベントで一緒になったらいいなと思っています。
以上、 Cursor Meetup Philippines の現地レポートでした!
改めて、 Cursor Meetup Philippines を開催してくれた運営チーム、 LT の登壇メンバー、 30分間の AMA セッションに出てくれた Ryo Lu 氏に感謝です!
そして実は今回、我々が PH チームとも呼んでいる RareJob Philippines の開発チームの仲間と一緒に参加したいと思って探してきたテックイベントだったのですが、結局のところ PH のメンバーと参加することは叶いませんでした。
フィリピンには電車の路線は3本しかありませんし交通渋滞も非常に多いので、東京であれば通勤圏内と言えるような距離であっても、我々の場合は休日に都心部で集まるというのは簡単なことではないのかもしれないと、改めて感じる機会にもなりました。
ただこれからも、日本とフィリピン両開発組織のためにフィリピンにいるからこそ出来ることを見つけ実践し、世の中のマナビをアップデートするプロダクトを届けていきたいです。
では最後に Ryo Lu 氏の言葉を、もう一度。
"Just build."













